コミュニケーション心理学

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その言葉には要注意!

 

こんにちは。
日本コミュニケーション心理学協会
コミュニケーション心理アドバイザー ほりです。


今日はずっと前から気になっていた、後輩Mちゃんの口癖についてお話しますね。
このMちゃん、とにかく腰が低いというか人一倍謙遜が強いというか、とにかくいつも口をついて出るのは「すみません」なんです。


LINEの返事が少し遅いだけでも「すみません」
予定が合わないだけでも「すみません」
「いまよろしいですか?」とだけ言えば良い場面でも、冒頭に「すみません」・・・


ん~、こう何度もすみませんばかり続いてしまうと、なんとなくこちらが責めている気になってしまうのですよね。汗


もちろん本当に申し訳ないと思って、そのように言っているのかもしれないし、自信がない人って、とても優しかったりもするので、つい自分を下にしてしまうクセがついてしまっているのかもしれません。
また、この「すみません」には、相手に謝っているように見えて、実は「もうこれ以上わたしを責めないで」という自己防衛が隠れていたりもします(そこに気づけている人はほとんどいないかも・・・)。


特に幼少期に親から自己肯定感を下げられるような言葉をかけられていた人は、「こんな私なんて」という風に、無意識に自分にダメ出しするクセがついてしまうそうです。
けれど、この「すみません」という言葉を発する度に、ますます自己肯定感が下がっていくので、本当に要注意!


それじゃどうしたら良いのかというと、この「すみません」という代わりに「ありがとう」と置き換えてみてください。


その洋服(髪型)素敵だねと言われたら、「え~そんなことないですよ」と謙遜せずに「ありがとうございます、店員さんに勧められて買ってみました^^」とか。
「本当によく気が利くね」と言われたら、「そうですか?なんか神経質なせいで細かいことが気になってしまうんです」などと言わず、「ありがとうございます、そう言われるとやる気が出ます!」とか。



いやいや、今まですみませんだけで通していたのに、急にそんなハードル高いこと言えませんよ~と思われる方は、まずは本当にひと言「ありがとう」だけで良いので、トライしてみてください。


ありがとうは最強の幸せ言葉だと思っています。なので、少しずつで良いので、どうか出し惜しみせず目の前の人に「ありがとう」を伝えてみてくださいね。


それでは明日も心穏やかに過ごせますように。愛を込めて☆