コミュニケーション心理学

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真のおもてなしとは

こんにちは。ほりです。

わが家は週末によくモスバーガーを利用するのですが(わたしも子どもも大好きなので)、じゃぁモスバーガーなら、どこの店舗でも良いかというと、そうではなく、うちの近所のモスバーガーが好き、なんです。
食事を作るのが面倒なとき、こどもが「モスにしよう!」と言ってくれるとホント助かる^^;


ここのお店、いつもレジに60代くらい?の女性店員さんがいらっしゃるのですが、どんなお客さまに対しても、


「もう席はとってある?」
「お水もつけようかしらね、氷は入れる?」
「このスクラッチ、ハズレが出ても、3枚たまったらドリンクひとつ貰えるから捨てないでね^^」

と、となりのおばちゃんみたいに接してくれるのです。
(一昨年亡くなった叔母を思い出します)


ひと懐っこい笑顔と、マニュアル通りじゃない、そのおばちゃんの心のこもった温かい言葉に、胸がキュンとなるんですよね^^



それに加えて、店内には手書きのポップアップや、季節ごとに違う手作りのオーナメントが飾られてあったり、コロナ禍以降は、手作りコーナーにうがい薬とコップが置いてあったりと、大手チェーンのファーストフードなのだけど、ここのお店オリジナルの温かい家庭的な雰囲気に満ちています。
もしかしたら他の店舗にもいろいろな工夫があるのかもしれませんが^^

 

以前、元CAの方のマナー講座を受けたときに教わった、「おもてなしとは、目の前の人を自分の家族だと思って接すること」という言葉を思い出しました。まさにこのおばちゃんがそうだな、と。


「うちのお店、思うように売上が伸びないなぁ」と感じているオーナーさんがいらっしゃったら、いま一度スタッフの接客態度を見てみると良いかもしれません。
原料高騰や人件費の問題など、いろいろ悩みのタネはあると思いますが、「ちょっと値上げしたくらいじゃお客が離れないお店」って必ずあります。


モスバーガーだって最近はどのメニューも、数十円ずつ値上がりしていて、ファーストフードのうたい文句、「安い・早い・うまい」の「安い」部分はなくなりつつありますから^^;
それでも、あのおばちゃんの笑顔を見ると、「このお金は、おばちゃん含め、お店スタッフの方々の生活費に還元されている」と思うと、喜んで払おうと思えます。

 


自分の払うお金が、この地域で愛されているお店の維持に繋がっている。
コロナを乗り切れたお店の中には、それまで大事にしてきた常連さんたちに助けられたところも多いのではないでしょうか。

 

まごころのこもった言葉がけ。
よろこんでお金を払えること。
おもてなしは豊かさを循環させます。

 


それでは、また。