40代女性が幸せになるために

毎日をブラッシュアップしていこう♪

それ、自分が安心したくて言ってない?

唐突ですが、わが家のひとり娘は今年高校二年生。ちょっと遅いのですが、夏休み明けから大学受験に向けての塾選びが始まりました。高校受験では特に塾には行かず過去問だけで乗り切ったのですが、さすがに大学受験は独学だとキツイということで、本人たっての希望でした。それまでは塾代といっても、せいぜい月に5万程度だと思っていたところ、ふたをあけてビックリ。10万前後なんて当たり前。夏期講習など上乗せされるとこもあったりで、目が飛び出そうになりました^^;

いろいろと探している中で、唯一本人が興味を持っていたT塾というところに仲良しの友だちがすでに通っているというので、一週間無料のお試し受講をしてみたところ、ラッキーなことに担当講師の方とは相性が良く、お友だちが一緒だから心強いと嬉しそう。

けどね・・・自宅から徒歩と電車で30分かかるその校舎より、もっと自宅に近い校舎があるというではないですか。それにお友だちが一緒だと、はじめは良くてもそのうち気が散るのでは?(足かせになるんじゃない?)等など、あらゆることが気になり出し、娘に「一年半も通うのだから近場のほうが絶対に楽だよ。災害が起きた時も歩いて帰れるし!それにお友だちと一緒だと、お互い気が散らない?その子だって最後までその塾にいるとも限らないよね??」と、畳みかけてしまいました。

普段おとなしい娘は珍しく「駅からすぐだし全然大丈夫!友だちとは教室に入ったら離れた席に座るし問題ない!」と言います。うーーーん、そんなこと言ったって、やっぱり近いほうが良かったって言い出すんじゃないの?もし、お友だちと仲違いにでもなったら、気まずくなるよね・・・(心の声)


高額を払うということもあり簡単に引き下がれないわたしは、思い切って塾長さんにLINEで相談してみました。そしたら、返ってきた言葉は・・・


「ぜひ〇〇校舎に来てほしい。講師との相性が良いこともそうだけど、やはりお友だちの存在は大きい(自分自身も同じ塾に通う友人に助けられた)。これから今までに体験したことのない勉強の壁にぶつかる時、頼れるのは友だちの存在。いま校舎で見ている生徒の中でも、同じ学校の友人がいる生徒のほうが成績が伸びている傾向があるということ」


なるほどぉぉ・・・特に一番最後の話は塾側の人間にしか分からないことなので、非常に目からウロコでした。「勉強習慣も生活習慣も心配であれば、こちらでしっかり身につけさせます、わたしに〇〇さんを任せてください!」とも書かれてあり・・・そこまでおっしゃっていただけるなら、ということで、潔くその校舎での入塾を決めました。

もし塾長に相談せず、家庭の中だけでの話し合いだったら、無理にでも自宅近くの校舎に決めさせていたかもしれません。やはり困った時はプロを頼るのが一番だなと学んだと同時に、ふと気づいたことがありました・・・


「家の近くのほうが安心。友だちの存在は気が散る」・・・これって


本人のためではなく、自分の安心のために言っていたな、と。


今回は娘とのエピソードでしたが、こういう場面、けっこう多いと思います。みなさんはいかがです?もし思い当たる節があれば、

だれかにアドバイスする時、本当に相手目線で話しているか?

ちょっとだけ意識してみてくださいね♪